京田辺市にお住まいのお客様から、ステップワゴンのリヤまわりの修理依頼がありました。「運転操作を誤ってスーパーの建物にバックからぶつけてしまいました。大阪のディーラーに見てもらったところ、部品はすべて交換で50万円近くするそうです。何とか安く直りませんでしょうか?」と、私たちに修理相談がありました。リヤガラスが割れているということなので、カバーをかけて頂きご来店をお願いしました。
早速工場で確認すると、確かに、一般的な修理方法では、部品はすべて交換する必要がありそうです。リヤゲートにリヤバンパー、テールレンズにリアフェンダーも切断交換でしょう。ディーラーで修理見積もりを行なうと、費用が大きくかかることは明らかです。そこで今回は中古パーツをフル活用して板金修理を行ない、総額を安くするご提案を行ないました。
まず最初に、エムズオートに中古パーツがあるかどうかを確認します。今回は、すべての交換部品の中古パーツが揃いました。この手の流通量の多いクルマの場合、中古パーツも豊富なため大体の部品が揃います。この中古パーツを部品商から購入すると、そこそこの値段がしますが、自社で所有していますので、安価に提供できるのが私たちの強みです。結果、修理費用をお安くすることができるというわけです。
一方、リアフェンダーは押されていて、フレーム修正と板金修理が必要です。交換すれば簡単ですが、部品代もかかります。そこでフレーム修正を行い、リアフェンダーを何とか板金修理することで交換せずに済ますことができました。リアバンパー、テールレンズ、リヤゲートを中古品でまかない、リアフェンダーを引っ張り板金修理することで、修理を完了することができました。
ちなみに、このステップワゴン、リアガラスが割れています。この、ガラス交換代金が修理金額を高額にする元凶なのです。しかし「ガラス付きの中古パーツ」が見つかると、ガラスもついているのでそのまま使えるのです。こんなところが中古パーツを使う利点だと思うのです。
中古パーツをフル活用して部分塗装行ったおかげで、部品代が抑えられ、総額30万程度の修理費用で収めることができました。お客さんも非常に運んでいただいています。
京田辺市にお住まいの山本さまから、ボルボのフロントバンパー修理の見積もり依頼がありました。ホームページから送っていただいた画像を確認したところ、バンパーは交換せず修理できそうに見受けられましたので、バンバー修理と再塗装で見積もりを行ないました。塗装は「きれいに塗ったことがわからなように修理して欲しい」というご依頼でしたので、お車を預かりフロントバンパーを脱着、バンパーは全塗装を行ない塗装修理を完成させました。
山本様は、当初クルマを買ったボルボディーラーに修理に持ち込んだそうです。ディーラーでの見積もりは、なんと「バンパー交換」という見積もりだったそうです。おそらく、傷の状態を確認せずにサービスフロントが交換と判断したのでしょう。もしこれが、実際に修理を行なう板金職人が直接見ていたら、見積もり内容は違っていたかもしれません。驚いた山本さんは、板金修理専門店である私たちに、ご相談いただいた・・というわけです。
自動車ディーラーのほとんどが、自社で板金工場を所有しておらず、外注先である下請け工場へ依頼します。当然外注費の支払いが発生するため、その外注費に上乗せする形で見積もりを行ないますし、修理できるかどうかよくわからない場合は「交換」と見積もりされるのです。
このようなちょっとした修理こそ、板金塗装の専門工場に相談してみると違う週修理方法を提案してくれることがあるのです。
板金修理工場に直接見積もりをするというのは少し抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ気軽にホームページからウェブ見積もりを行ってみてくださいね!
リヤバンパーをぶつけてしまった京都市にお住まいの関谷さん。ウイングロードのリヤバンパー修理でホームページからWEB見積もり相談を頂きました。スマートフォンで撮影した画像を拝見したところ、リヤバンパーの補修もしくは交換が必要な様子です。正確なお見積もりをするため、土曜日に工場までご来店いただくことにいたしました。
車検証があると、正確な中古パーツの在庫有無が確認できます。残念ながら、このウイングロードの在庫品の用意はありませんでしたが、なんとか補修で修理できそうです。作業時間を短縮するため、リヤゲートやテールレンズを外さず、リヤバンパーステーを引っ張り出して板金補修を行ない、補修を行ったバンパーを再度取り付けます。交換部品が一切無い板金修理となり、最低限の金額で修理できたのでは無いかと思います。
「買ったばかりのVOXYを駐車場で派手にぶつけてしまいました。修理したことがわからないよう、きれいに修理して欲しいです。」
家族でアウトドアを楽しむために手に入れた、VOXYを購入したばかりの末吉さんからの相談です。ショッピングモールの駐車場で左ドアとリヤフェンダーをブツケてしまい、とても悲しんでおられました。何よりお子さんが悲しみ、ぶつけた時には子供に泣かれてしまったそうです。つらいですね・・。何とか元通りにしたいとご相談頂きました。今回の修理は、見た目以上の力が加わっており、スライドドアとリヤフェンダーが歪んでしまっているため、交換が必要になりました。金額もそれなりとなるため自動車保険を使い、キレイに完全な修理を目指すことになりました。
今回のご依頼は「家族のみんなから事故の記憶が無くなるように完全に修理すること」というご依頼です。鈑金の方は当然ながら完璧な修理を行ないますが、今回大切なことは「塗ったことがわからないよう完璧に色合わせすること」です。せっかく修理が終わっても、塗ったことがわかってしまえばご家族の記憶に残ります。私たちの塗装担当は、日本で3つしかないフェラーリ社で塗装技術を学んだベテランインターです。日本で3つしかない認定修理工場でと塗装技術を学んだプロフェッショナルが、塗ったことがわからないよう塗装します.
お客様には、仕上がりを見ていただき満足してきました。色合わせも完璧でした。お子さんにも喜んでもらったようで、本当にうれしく思いました。修理金額はディーラーや買ったところに比べてリーズナブルに修理することができました。